会長からのご挨拶

会長(2023~2024年度)よりのご挨拶

年度、私達 京都洛北ロータリークラブは、創立50周年を迎えます。

私達のクラブの歴史は、1973年9月6日「千年の都 京都」の市内9番目のクラブとして、京都東ロータリークラブ(スポンサークラブ)にご指導いただき活動が始まりました。チャーターメンバーは、キーメン5名を含む23名でした。創立時の例会場は「ホリデイ イン 京都」、その後「京都ロイヤルホテル&スパ」に移り、現在は河原町御池角、京都市役所の横にある「ホテルオークラ京都(旧名 京都ホテルオークラ)」で例会をおこなっています。

この50年の間に、240余名の方が入会されました。そのうち、4名の方は再入会です。この240余名の会員によって築かれた伝統を礎に、現在数々の活動をしています。

平均年齢は64歳で、40歳代から80歳代までの各年代がまんべんなく在籍するクラブです。30年以上長年続けていた全員MAKE-UP(欠席補填)後の出席率100%の伝統を復活し、MAKE-UP後の出席率全員100%を数年間達成してきましたが、コロナ禍でMAKE-UPが難しくなり、コロナ禍期間中は出席とみなす制度を導入しました。それでも例会の平均出席率(ホームクラブへの出席率)は80%前後と、コロナ禍であっても極めて高く、明るく楽しい例会の雰囲気が魅力でホームクラブ出席率が高いクラブです。

  • 近年の主な活動として、
  • ・31年前に当クラブがスポンサーとなり創立した京都洛北ローターアクトクラブは、会員減少の歯止めと会員増強のため、月2回から月1回の例会開催に変更し活動をしています。この変更により徐々にではあるが、会員が増えています。
  • ・京都市民や周辺市町村民の憩いの場所である「京都市動物園」に黒松を贈呈しました。動物園内の「京都の森」の松の木が枯れて伐採されたため急遽寄贈したもので、先代の松は、昭和天皇が皇太子時代にお手植えなさったものでした。
  • ・2020年3月、COVID-19最前線で闘っている医療現場の深刻なマスク不足に応えるべく、誰もがマスクの調達が困難だった時期にいちはやく会員の尽力でサージカルマスクを調達し、京都府医師会にマスク(4000枚)を贈呈いたしました。
  • ・京都の文化観光スポットが多く存在する岡崎地域で、多数の地域住民が主体となって行われる「岡崎わいわい文化祭」に、発足以来10年以上にわたって協賛し、バンドとしても出演し、地域の活性化に一緒になって貢献しています。こういった社会貢献活動を通じ、ロータリークラブという存在を一般市民に知ってもらい、広報活動の一助としています。
  • ・35年前に少年向けサッカー大会「洛北カップ」を創設しました。現在は「洛北ロータリーカップ」として、U-9のチームが多数参加する大会となっています。当時は小学生向けのサッカー大会が京都にはほぼなく、大変喜ばれました。今では小学校低学年向けの主要なサッカー大会として伝統ある大会となりました。
  • ・京都の春の風物詩として全国から多くのよさこいチームが集まる「京都さくらよさこい」には、前身の「鴨川さくらまつり」の初回から提唱に関与し、協賛しています。「さくよさ」と呼ばれる「京都さくらよさこい」は、関西最大級のよさこい大会で、学生の街京都の学生が中核となって企画・運営しています。
  • ・ロータリー財団からの奨学金を活用して、これまでに4人の医師を京都から米国に留学生として派遣しています。
  • ・高齢者施設に、会員より提供されたカレンダーを寄贈しています。日本のカレンダーは綺麗な事から、高齢者の方の部屋が明るくなったと喜ばれています。

我がクラブは、このように、地域社会にそして青少年の育成に貢献する様々な活動を活発におこなっています。

また、我がクラブは親睦活動として各種同好会活動もさかんです。最多の会員を擁する「ゴルフ同好会」、久しく休会していたが、激動の時代に動じない心を持ち生きていけるよう、茶の湯の心を学ぶ「茶の湯同好会」、中高年で初めて楽器を触る人が大半で結成されたビッグバンド「軽音楽同好会」、釣り・スキーからライブ・セッションまで場所を選ばず幅広い遊びの企画をする「アウトドア同好会」、甲子園球場で野球をするのが目標の「野球同好会」、ハラを割って美味しい食事でハラを満たす「はらはら同好会」、鉄道旅行を楽しむ「鉄道同好会」、映画やプラモデルなどで艦船・航空機を愛好するメンバーが間近で見学し親睦を深める「艦船航空機同好会」、また同好会を新設する動きも起こっており、趣味・年齢・体力問わず仲間と懇親できる場が用意されています。

このような京都洛北ロータリークラブの2023~2024年度会長をお引き受けし、私は、本年度会長ターゲットを「創立50周年、感謝そして未来へ!」とし、行動指針を「Ask not what our Rotary club can do for us ; ask what we can do for our Rotary club !」と致しました。

ゴードン R. マッキナリーRI会長のテーマ
「世界に希望を生み出そう」
(CREATE HOPE in the WORLD)

中野博美地区ガバナーのスローガン
「個性、基本、求心力」

と共に、魅力ある京都洛北ロータリークラブをつくってまいります。そして、この1年間が皆の心に残る楽しい創立50周年となるよう、全会員そして洛北ファミリーと共に活動してまいります。

中野耕太郎

京都洛北ロータリークラブ会長
(2023~2024年度)